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国立新美術館がもうすぐ完成

黒川紀章建築・都市設計事務所 黒川紀章先生設計の国立新美術館がもうすぐ完成します。
この美術館は、東京都港区六本木(東京大学生産技術研究所移転跡地の一部)の広大な敷地の中に建設中で、5月には完成の予定です。まだ工事中でしたが、ヘルメットを被りながら撮影させていただきました。

国立新美術館は、東京都港区六本木にある美術館で、建築家の黒川紀章氏が設計を手掛けました。建物は2007年に完成し、国内外から高い評価を受けています。

建物の外観は、シンプルでモダンなデザインが特徴です。ガラス張りの外壁が印象的で、光と影が美しい表情をつくりだしています。また、建物の形状は、2つの長方形がずれたような形をしており、建物全体がひねりを持っているため、視覚的にも興味深いデザインとなっています。

内部には、展示室や図書室、ホールなどが設置されており、美術館としての機能性も高く評価されています。また、建物の設計には、自然光を効果的に取り入れることが考慮されており、屋上の庭園からも光が差し込むようになっています。

国立新美術館は、日本の現代建築の代表的な建物の一つであり、世界中から多くの人々が訪れています。

国立新美術館の計画の発端は、1990年代初頭に遡ります。当時、国立近代美術館と国立西洋美術館の展示スペース不足が問題となっており、これらの美術館の拡張案が議論されていました。

しかし、拡張案には賛否両論があり、その後、新たな美術館建設の検討が始まりました。そして、1995年には、文化庁が「東京都現代美術館建設構想」を発表し、新しい現代美術館の建設が決定しました。

その後、建設場所や建物の設計についての検討が進められ、2003年に建設が始まりました。そして、2007年に国立新美術館が開館し、現在に至っています。

 

撮影:建築写真の齋藤写真事務所

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