
懐かしの国立新美術館(黒川紀章先生設計 東京都港区)を訪ねてみました 撮影:建築写真・竣工写真の齋藤写真事務所
近くに用事があったので、ついでに懐かしの国立新美術館(黒川紀章先生設計)を訪ねてきました。
2007年(平成19年)の開館前に、黒川紀章先生の依頼で撮影させていただいてから、16年も経ってしまいました。
手持ちでちょっとスナップしてみました。
国立新美術館(The National Art Center, Tokyo)は、東京・六本木に位置する日本最大級の展示スペースを誇る美術館です。この美術館は、建築家・黒川紀章氏が設計し、彼の生前に完成した最後の美術館としても知られています。黒川氏は、1960年代に「メタボリズム」という建築運動を提唱したことで有名で、国立新美術館のデザインにもその思想が色濃く反映されています。
美術館の外観は、波のようにうねるガラスのカーテンウォールが特徴的で、まるで自然の中に溶け込むようなデザインとなっています。南側のファサードは、まるで大きな波のように曲線を描き、周囲の緑と調和しています。正面入口は円錐形のデザインで、夜になると白い光で照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。建物の内部には、天井高21.6メートルの広々としたロビーがあり、逆円錐形の装飾が施されています。このようなデザインは、黒川氏の独自の建築哲学を体現しています。
館内は、展示室、アートライブラリー、講堂、研修室など、多彩な施設が整備されています。展示室は12室あり、常設展や企画展、公募展など、さまざまな展示が行われています。また、レストランやカフェ、ミュージアムショップなどの付属施設も充実しており、訪れる人々にとって快適な空間が提供されています。
国立新美術館は、建築と芸術が融合した空間として、多くの来館者に愛され続けています。その独創的なデザインと機能性は、黒川紀章氏の建築家としての集大成とも言えるでしょう。美術館を訪れることで、建築と芸術の融合を体感し、黒川氏の建築哲学に触れることができます。
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